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オクスフォードの窓辺から第2回 ヴァーノン写本

オクスフォードの中心に聳えるボドレー図書館は、極めて重要な稀覯書や現代までの知の財宝を所蔵する。16世紀の寄贈者、貴族トマス・ボドレーの名前で呼ばれている。最上階にはグロスター公ハンフリー室があり、数多くの稀覯書の中で...
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オクスフォードの窓辺から Visiting Oxford Talk 1

Talking from Randolph Hotel, situated in the city centre of the university, Takamiya makes a short account of Oxf...
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岩波新書『西洋書物史への扉』新刊出版動画

00:08 新刊出版 こんにちは、高宮利行です。久しぶりにこのYouTubeにご紹介したい本が1冊ございます。 今日はたまたま2月23日、天皇誕生日であります。天皇陛下おめでとうございます。実はこの日、私も79歳の...
お知らせ What's new

2023年 謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 現在、岩波新書の『西洋書物史への扉』執筆と取り組んでおり、2月21日に発売される予定です。 2月23日には79歳の誕生日を迎えますが、25日には恵...
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書物史講座 キャクストン版『カンタベリー物語』第2回

後半では、チョーサーの『カンタベリー物語』を取り上げて、初版(1476年)と第2版(1483年)の相違を探る。大陸から戻ったキャクストンがタイプ2という活字を用いて初版を組んだのに対して、第2版ではタイプ2は欄外見出しに、小さ...
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『書物に魅せられた奇人たち 英国愛書家列伝』 前編 The Tradition of English Bibliophiles 1/2

こんにちは。高宮利行です。 久しぶりにYouTubeで私が最近出しました本についてご紹介したい、そういうふうに思っております。まことに久しぶりな出版でありましておそらく前回は10年ぐらい前の『本の世界は『本の世界はへんな...
アーサー王伝説 Arthurian Legends

書物史講座『ロクスバラ・クラブ後編』The Roxburghe Club 2/2

イングランドにおけるロクスバラ・クラブの成功は、ライバルのスコットランドを刺激し、バナタイン・クラブやメイトランド・クラブが誕生したが、いずれも短命に終わった。ロクスバラ・クラブは現在も続いている。19世紀後半には、フレデリッ...
アーサー王伝説 Arthurian Legends

アーサー王物語 第7回「集大成」

ブリテン諸王の系図 00:26〜 ブルータスにはじまるブリテン諸王の系図にアーサー王を含めることは、ブリトン人の年代記にアーサー王の事績が入って以来当然の成り行きであった。 An illustration ...
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The Medieval Manuscripts of Toshiyuki Takamiya

これはYale University, Beinceke Libraryが所蔵する高宮写本蔵書から、稀覯書部長のRay Clemens 博士がチョーサー写本と巻物写本を紹介したビデオです。EBSのオンライン学会で流されました。...
アーサー王伝説 Arthurian Legends

アーサー王動画 第6回「新たな主人公」

アーサー王伝説がヨーロッパに広まったのは、十字軍遠征や旅するブレトン人の商人たちによっていたかもしれない。 13世紀には複雑なインターレースの構造を持つフランス語散文の流布本大系や『散文トリスタン』が書かれたが、アーサーは耄碌...
アーサー王伝説 Arthurian Legends

アーサー王伝説 第5回「政治利用」

12世紀の英国のヘンリー2世はフランスの一領主でもあったから、英仏で文芸が興隆した。クレチアン・ド・トロワがランスロやペルスヴァルを主人公にしたアーサー王ロマンスを書いた。一方、ヘンリー治世の前半にはウェールズ人が、後半にはブ...
アーサー王伝説 Arthurian Legends

アーサー王伝説 第4回「定着」

動画概要 6世紀のサクソン人の襲来に雄々しく立ち向かった武将が、アーサーと名付けられ、口承伝説でブリトン人の間に広まった。 12世紀のウェールズ人僧侶ジェフリー・オヴ・モンマスが『ブリテン列王史』の3分の1を割いて...
アーサー王伝説 Arthurian Legends

アーサー王伝説 第3回「起源と発展」

アーサー王伝説 第3回「起源と発展」(#23)アーサー王伝説はどのように生まれたのか?アーサーは本当に実在したのか?ベイドン山の戦いでの勝利とメシア思想、メドラウト(モードレッド)の登場 アーサー王伝説はローマ帝国の凋落...
アーサー王伝説 Arthurian Legends

アーサー王伝説 第2回「教育」

アーサー王ロマンスの中には、若き騎士のための教科書となるように書かれていることがある。その主題は「英雄の教育あるいは養育」と呼ぶべきもので、そこでは親の七光りではなく自らの力で武勇と分別を獲得すべしという教えだった。世襲で続く...
アーサー王伝説 Arthurian Legends

アーサー王伝説 第1回「英雄」

ロマンス、昔話、御伽噺といった伝統的な物語では、主人公が父を知らずに、また叔母に育てられるという型が見られます。 アーサーは前者の、ハリーポッターは後者の例と言えましょう。 歴史上の人物だった渡邉綱も、叔母の真柴に育てられます...
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書物史講座「未製本シート」後編 Unbound sheets once owned by A. N. L. Munby 2/2

全紙に印刷されたシートは正しい順序で畳まれて、プレスをかけた上、製本される。未製本シートのまま残ることは少なく、不要になった場合は反故紙として製本の補強材料に使われる。 書誌学者A.N.L. MUnbyが収集した未製本...
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書物史講座「未製本シート」前編 Unbound sheets once owned by A. N. L. Munby 1/2

1976年4月、サザビーズのA. N. L. マンビー旧蔵書の競売で、『ケンブリッジ大学コーパス・クリスティ・コレッジの歴史』と同コレッジ所蔵『中世写本目録』の未製本シートを納めた布製ボックスが、14ポンド(邦価7千円)で落札...
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書物史講座 モホリン製本 後編 Mauchline book bindings 2/2

18世紀後半にモホリンで始まった木製細工は程なく本の製本としても使われるようになり、大いに流行した。 とりわけスコットランドの文人・詩人で世界的な人気を博したサー・ウォルター・スコットやロバート・バーンズの肖像や記念碑を中央に...
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書物史講座 モホリン製本 前編 Mauchline book bindings 1/2

グラスゴーの南にあるモホリンで、スズカケノキを用いた細工は18世紀半ばにはじまり、1930年代に工場が消失するまで製作されました。 今は生産されておらず、村には博物館があります。アンティークとしてデザイン性が高く、小さく軽いた...
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書物史講座「本の外観」

一冊の本を例として、書物史講座として四回に分けて、お話しさせていただきます。 「本の外観」第一回 本は読むものと決めてかかっている読者もいるでしょうが、古書の場合はその外観を分析し楽しむこともできます。 例えば、こ...
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