著作紹介 Publications

最新刊 『西洋書物史への扉』岩波書店(2023年2月発売)

『書物に魅せられた奇人たち 英国愛書家列伝』勉誠出版(2021年12月発売)

その魅惑的なモノは、時に人びとの蒐集欲を掻き立て、さまざまな人間ドラマを描きだした。
蔵書票や蔵書印、書き入れは書物に残された人びとの欲望の痕跡である。
ことに書物文化が早くから花開いたイギリスにおいては、書物に魅せられた先人たちの驚くべきエピソードに事欠くことがない。
エリザベス1世の魔術師と畏敬されたジョン・ディー、英国書物史の異端児ジェームズ・オーチャード・ハリウェル、書誌学探偵グレアム・ポラード、喜劇王チャールズ・チャップリンなど、16世紀から20世紀に至る英国で、書物とりわけ古書に取り憑かれた人物19人をピックアップ。
数々の人びとの手を経て伝えられてきた著者所蔵の貴重な書物を紐解きながら、人と書物のひとかたならぬ愛の物語を読み解く出版文化史。
貴重な図版を100点以上掲載!

『本の世界はへんな世界』雄松堂書店(2012年) 

愛書家のあいだで知らない人のいない稀覯書コレクターで慶應義塾大学名誉教授である高宮利行先生がこれまで書きためてきた本と人をめぐるエッセイをまとめたもの。稀覯本、はたまた稀書珍書との出会い、英国ケンブリッジ大学を中心とした人との出会いを豊富な図版とともに軽妙洒脱な文章でつづる愛書家待望の書。

『グーテンベルクの謎―活字メディアの誕生とその後』岩波書店(1999年)

手書きから活字印刷へ-書物の大量生産を実現した15世紀ドイツの発明家グーテンベルクとは何者だったか.その美しい「聖書」はどのように生まれたか.コンピュータによってグーテンベルク聖書のデジタル化を進める著者が,謎に包まれたその生涯と当時のヨーロッパ社会に光を当て,今日に至る印刷文化の劇的な展開を描く.

高宮利行、原田範行『図説本と人の歴史事典』柏書房(1997年)

監修等 関連本 『初期イングランド印刷史』 (2013年)

丸善のサイトは新刊在庫が有ります。

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雑誌 學鐙(季刊)

2023年6月号 [雑誌]

https://honto.jp/netstore/pd-magazine_32550904.html

※その他著作に関しては、現在準備中です。近日公開予定です。

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